2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧
自分が歳をとらないらしいと気づいたのは、佐倉杏子が消滅した頃だった。 打ちひしがれていた巴マミが回復するのを待った後、彼女と距離を置く理由に使ったので、よく憶えている。 この体質についてインキュベーターは前例のないイレギュラーだと言ったが、…
QB「何を見てるんだい、マミ?」 マミ「メールよ、友達からの」 QB「例の、君がマジュウから助けた女の子かい?」 マミ「あら、彼女、もう女の子って年齢でもないのよ? もう結婚して、今度、子供が産まれるんですって」 QB「そうか、人間の成長は早いんだったね。君と…
「巴マミには、遠い親戚しか身寄りがいないわ。失踪届けが出るのは、まだ当分先でしょうね」 巴マミは孤児だったという。 魔法少女になる前の私は 魔女狩りで不在がちな友人と先輩、 鹿目まどかと巴マミのことを それとなく 彼女たちそれぞれのクラスメイト…
4話のまどかへのほむらの台詞から察するに、ほむらは過去にマミさんの身の上を本人から聞いたか調べたかしている。という辺りから妄想して米村孝一郎『ミッシング・ゲイト』1巻のカラーページとコラージュした二次創作パロディ。
杏子「おーっすマミー、なんか食うモンないー? うん、甘い匂いが……」 夕暮れ時。勝手知ったる人の家とばかりに、佐倉杏子は上がりこんだ巴マミの家の台所に真っ直ぐに向かう。もぅ、と出迎えたマミは苦笑しながらその後をついていく。 杏子「うお、なんだこ…