これからのキュゥマミの話をしよう

さて、『叛逆』で最もダメージを喰らっていると言われるまどマギCP派閥のキュゥマミ(巴マミ×キュゥべえ)ですが、これから我々はどうすればいいのかということについて少し考えたいと思います。











というか、別にそこまで絶望するほどひどい状況じゃないですよね。
『叛逆』はベベマミ(巴マミ×ベベ)全開でキュゥマミ全否定みたいに思っている人もいるかもしれませんが、それは認識が甘いと言わざるを得ない。あれは形を変えたキュゥマミに過ぎないのですよ。

いいですか? そもそもほむらの魔女結界内というのは、ほむらの願望が形になっている世界です。ラストを見てもわかる通り、『叛逆』におけるほむらはキュゥべえが大っ嫌いですなのですよ? そんな世界にキュゥべえが招かれるわけはないのです。
キューキュー鳴いていたあの可愛らしい、本来とは似ても似つかないあのキュゥべえの姿というのは、暁美ほむらに気付かれずにあの世界に入り込み存在するための擬態なのです。なぎさちゃんがベベの姿を取ったのとも似たようなものですね(魔女ほむと仲良くするには魔女の姿は都合よいでしょう。キュゥべえを欺く意図もあったでしょうが)。

つまり、あのほむ結界内の見滝原にはキュゥべえは本来的には存在できないのです。その変わりに巴マミにとってのキュゥべえとして配置されたのがベベです。
「あの子がいなかったら、とっくにダメになっていたわ」
そのマミさんの記憶の中の「あの子」とは本来はベベではなく、全てキュゥべえなのです。

ということを前提にして、ベベマミを全てキュゥマミに脳内変換して下さい。見えましたか? 私には見えます。
ベベを愛おしそうに見つめるマミさん、抱きしめるマミさん、どこに行くにもベベと一緒のマミさん、ほむらに虐められるベベを見てガチギレするマミさん…これらが全て、本来の世界でベベではなくキュゥべえを対象に行われていたという情景が私には見えます。
というか、キュゥべえ虐められてマミさんがほむらと険悪になってたのは本編でも普通にありましたね(これもベベ=キュゥべえの証左)。

なので、今後公式がどれだけベベマミを推そうと、寧ろ推してくれることによって、我々はそれの本来の光景(キュゥマミ)を同時に見ることができるのです。再改編世界でマミなぎ(巴まみ×なぎさ(ベベ))が繰り広げられるとしても同様です。再改編世界で仲良くショッピングするマミなぎというのも、あれはマミさんがもしキュゥべえが人間だったらと妄想していたものが実現したもので、あのマミさんの笑顔はキュゥべえに向けたかった笑顔なのですよバンバンバン(机を叩く音)。

あ、キュゥマミとは関係ないですが再改編って再会編とダブルミーニングになりますね。

というわけで結論として我々はベベマミ、なぎマミを通して濃厚なキュゥマミを公式から与えられているのですよ。あの可愛いらしいなぎさちゃんをベースに擬人化キュゥべえに脳内変換するというのも一部の方はとても捗ると思います。
公式がベベマミ、なぎマミを推すのだとしたら、それはご褒美なのです。なぎさちゃん可愛いですしね。
そもそもキュゥマミ(キュゥべえ×マミさん)っていうのはマミさんの見ているけして叶わない夢のことなので、こういう儚く切ない与えられ方で正しいのですよ。
マミさんが見ていた見果てぬ夢であるキュゥマミというものを我々はついに実感することが出来るようになったのです。
ベベマミはともかくとして、なぎマミではあの愛らしいなぎさちゃんを通してですよ?
これが僥倖でなくなんだというのでしょう。
今回の補給でキュゥマミはあと10年は戦えます。
「もう何も怖くない。」
この言葉を胸に、これからもキュゥマミは邁進し続けるのです。