いろいろ買ったけれど

ホロウ、ロリィタ、ワンダ、AYAKASHIと例によってかっとなったり予約してたりでまた積み上がる。
結局、気がついたらAYAKASHIをプレイ。
すごい勢いで紙芝居。
テキスト描写でなく絵で語る独特の手法はどんどん洗練されていく。
相変わらず面白いレイアウト、演出。少し弱い話も変わらず。
そしてすごい勢いで(多分意図している以上に)内部分裂。
日常と戦闘とエロ、アニメと一枚絵、AGESのような立ち絵芝居とFateみたいな戦闘エフェクトの乖離っぷりはすがすがしい。
日常が壊れていくのでなく、飽くまで並列に(しかし地続きで)存在しているバイオレンスやホラー、サスペンス、エロス。レイプシーンや血が吹き出て人間が真っ二つとなる次のシーンでなにごともなかったようにラブコメモードになって幼馴染と登校。意図されたシーン変更と意図されていない繋がりのおかしさ。実に気持ち悪い(そこがよい)。
結局アニメの代替としてのゲームなのか否かというのも含めて、すごく面白い。
FFDでもAGESでもない。すごいデジコミ(PCエンジンでの)というのが近いのかもしれないが、そんなのがハイレベルなセンスと技術で行われているというキッチュ。そして正しくエロゲー。面白くないわけがない。