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- 奥山貴宏「33歳ガン漂流 ラスト・イグジット」
多分、最後の本。
この人のスタイル、描く文章が嫌いじゃなかった。憧れも抱いた。VPの最初と最後の対比に、いいな、と思った。
好きなライターは?と聞かれたら、きっと、ずっと、何人目かに彼の名を出し続けるだろう。
一方で、本の内容と関係なく、個人的な事情が想起されてしまう。
そもそものWEBでやっていた日記(ブログじゃなく)が、消える前のあの子が使ってたのと同じ日記システムだったということ。
WEB日記が本になったという件や、没後のサ母のWEB上のコメントがあの人のそれとダブったこと。
勝谷誠彦がVPのレビューを書いたという件を目にして、断ろうと思っていたことを受けようかと思い直したこと。
申し訳ない、と思う。