日常風景

ONE2やしきわら、青山拓也の描く放課後の風景が好きだ。
結果的にこの人の書く情景は何らかの形で崩壊してしまうことが前提になってしまうのだけれど、ひょっとしたら、それ故に好きなのかもしれない。
ハチクロが俺にとってダメなのは、そこら辺に答えがあるかもしれない。
崩壊せずに形を変えず、変えながらも続いていくもの、連続性への恐怖? えいえんへの志向?
山拓也のONE2ってのは、やっぱ俺にとってはアタリだったのだと思う。
もちろん、今度の、ただ彼の描く日常だけが見られそうな春恋乙女は凄く楽しみである。