『結城友奈は勇者である-勇者の章-』最終回感想
濃厚過ぎる最終回でありました。
極限までキャスト数や状況説明、戦闘シーンを削っても、明らかに尺が足りていないのではというところに、これでもかとぶち込まれる描きたかったであろうこと、描くべきと判断されたところが溢れまくっていましたね。
尺、もうちょっと尺! というのが視聴直後の感想の1つではありましたが、語られた内容、描かれた勇者部の姿には正直、何も語る言葉はなく、ただ黙って勇者部に祝杯を挙げるのみでありました。
乾杯。 #yuyuyu pic.twitter.com/3qNcMdz7qv
— 雪見バーガー (@H926) 2018年1月5日
個人的には今は何も言うことがなく、ただただいい気持ちで呑んでいる。ありがとうございました。 #yuyuyu
— 雪見バーガー (@H926) 2018年1月5日
呑みながらTLを眺めつつ、改めて振り返ったりもしたのですが、振り返るともう良さしか感じられなくて、尺不足の不満もどこかに行ってしまいました。アルコールのせいもあったと思いますが、1期と同じく、設定などでの見えない部分、分からない部分もありましたが、それは相変わらず主人公の友奈達勇者部にも分からない部分であって、神世界ではなく、彼女達の物語を見るにあたっては、分からなくても問題なく、寧ろ分からないところで寄り添える部分もありますし、その点でも個人的には不満は特にないです。後からファン同士でああでもないこうでもないと考えたり話し合うのも、それはそれで楽しいですしね。
#yuyuyu 世界とか大きい話についてはこういう部分もないわけではないわけでもなくはないけれど、分かった範囲での積み重ねやら何やらへの感動もあったけれど、友奈と勇者部があの部室でのケンカについて互いに謝って仲直りしてくれたっていうのがやはり自分には全てで、それだけでもう大満足ですよ。 pic.twitter.com/s13UH8czOV
— 雪見バーガー (@H926) 2018年1月5日
そしてやっぱり、自分が求めていたもの、見たかったものがそこにあったので、ほんと、何にも言うことなかったのですよね。東郷さんが「友奈!」って呼び捨てにしたり、友奈と夏凛ちゃんが互いにごめんと謝って、部室でのケンカも仲直りして。互いに助けた助けられたなんて負い目がどこにもなくて、ただの対等な友達の関係だけがそこに描かれていて。本当に、嬉しかったんですよね。
1期の時、こんな感想を書きました。
個人的にこの作品は、世界からシステムから、設定とかストーリーから何から何までもが、毎回のEDの下校風景と最終回の下校風景と最終回のEDの下校風景の変化と対比の為にあったというか、結局その為だけに使われたって印象で、東郷さんの車椅子を押して介添えしていた友奈が、逆に東郷さんに介添えしてもらって車椅子を押してもらう、一緒に立って並んで歩くというその変化と、どの立場であっても変わらない2人と勇者部の楽しそうな様子と笑顔っていう、ただそれだけが描きたかったんじゃないかと思ってて、それは世界がどうとか身体障害がどうとか、救われて治ってハッピーエンドでよかったねとかそういう話ではなくて、単に、どちらかと言えば守る側と守られる側、助ける側と助けられる側、手を引っ張る側と引っ張られる側といったような、どこにでもある、完全に対称ではない友達関係の問題と問題のなさを強調しているだけで 、勇者としてのあれこれは部活動と、それを巡っての友達同士の真剣な喧嘩でしかなくて、どこか非対称だった友達関係や姉妹関係が対称的に、対等な関係になっていく過程でしかなくて、結局のところ、この作品は友奈と東郷さん、勇者部の皆の友情と青春の物語でしかないと思ったし、そういうものとして見て、凄く好きだったなあと思うのです。
2期も変わらず、そういう作品であって。大好きだなあと、改めて思いました。
1期より精神的につらいケンカを勇者部の皆はしましたけれど、でもそれは、本音をぶつけあって、お互いがお互いが思ってのことだというのも分かり合っていて、その上で、だったので、雨降って地も固まって。
欲を言えば後日談を延々と、出来ればアニメで、勇者部所属的なゆるふわなのでもいいですけれど、普通に時間が進んでいく、ホームドラマとしての日常アニメを毎週届けるくらいして欲しいのですけれど。
ともあれ、ほんと何も言うことはないです。
ただただ、素晴らしい先品を時間をありがとうございましたと、それだけです。
スタッフ、キャストの皆さん、そして勇者部の皆に最大限の拍手を。
オマケ。Twitteの #yuyuyu タグで気になった実況・感想ツイート群
このやばいフラグからにぼっしーを助けたのがそのっちなあたり…泣くぞ? #yuyuyu pic.twitter.com/4RyKIOaMnF
— 夜叉神ここテン(cv佐倉綾音) (@yesLnoT) 2018年1月5日
同じ箇所を切られた瞬間にハッ……!!と息して口に手を当てて観てました。
— やーふみ (@YaFumizzz) 2018年1月5日
頼む…前に出過ぎないでくれ…
と思いながら。
君までいなくなったらどうしたらいいのか分からなくなる#yuyuyu pic.twitter.com/hY3e2QrIsp
そのっちがにぼっしー守るシーン
— いぶしろー (@otal_2) 2018年1月5日
銀とそのっちの連携を思い出して泣けてくる
「一人で前に出すぎちゃダメだよ」このセリフの深みがすごい #yuyuyu pic.twitter.com/yLy3x95QKq
「その攻撃は覚えた!」
— 僧侶部部長@ありがとう勇者部 (@souryobu_6869) 2018年1月5日
勇者に二度同じ手を使うことはすでに凡策なんだよ! pic.twitter.com/CVjIUT4HpN
にぼっしーが天の神からの攻撃の雨による痛みを感じるあのワンカット、完全にわすゆ四話の三ノ輪を重ねてきてるじゃん。
— Pt/金TBSと土BS-TBSで最終話観るアカウント (@patraschePt) 2018年1月5日
そこに背中からの反射攻撃じゃん。
気絶してて銀ちゃんの「またね」すら見られなかったそのっちが三好の背中に駆けつけるんやぞ。
泣くなっていうほうが無理。 #yuyuyu #yuyuyu2
泣くしかないよね。2話で夏凛に銀を重ね合わせてた園子があるので余計に泣ける。
そして
球子の花は姫百合
— 薊 花言葉は復讐 (@color_shie_full) 2018年1月5日
樹の花は鳴子百合
どちらもイメージカラーは緑
姉妹のように仲が良い友達を蠍座からやっと守れた少女
前に出て行く友達を蟹座・射手座からやっと守れた少女#yuyuyu pic.twitter.com/NnA6WHo3XC
ほんと勇者シリーズは過去の話と重ねてくることが多いですが、12体のバーテックスの技を天の神が自ら使ってくることで最終決戦でもこういう重ねが発生するという…。
しかし天の神が今までのバーテックスの技全部使っててこれはこれで格好いいな。#yuyuyu
— ヴェスパー8 (@vespereight) 2018年1月5日
これ、神樹様が満開した力を人間である勇者に全て託したのと正反対で、多分対比にもなっていますよね。
神樹の根元側に行ったのが初期勇者部だったのほんっっっっっとおまえ!!!!!!ってなった初期勇者部推しの僕です。 #yuyuyu #yuyuyu2
— Pt/金TBSと土BS-TBSで最終話観るアカウント (@patraschePt) 2018年1月5日
風先輩、友奈、東郷。樹が入学・入部してくるまでの3人の勇者部の1年間も、公式でいつかちゃんと見てみたい気がします。というかここの役割分担から行動への流れ、言葉少なでも分かり合って即連携するお互い、その信頼関係やそこに至る迄の積み重ねが見えてほんっっと最高でした。樹ちゃんが言い出す前に頼む風先輩にももう、妹の成長への感慨がないんですよ! 幼い妹ではなく、対等な1人前の勇者として扱ってる!!
東郷さんのピンチに
— いぶしろー (@otal_2) 2018年1月5日
いの一番に銀が駆けつけてきたのやばいよ
英霊となった銀の魂は須美や園子の近くで生き続けたんだろうなと感動したよ
#yuyuyu pic.twitter.com/qAJXQseB4P
こんなんやられたらいい歳したオッサンでも泣くだろ。#yuyuyu pic.twitter.com/4fZYJrY6oc
— KSGTKS (@typestruck) 2018年1月5日
BGMが、BGMが…
卑怯すぎて泣く。泣くしかない。
やっぱ、1話で園子の問いかけに銀、答えてたんだよ。園子はそれを聞いたから須美のことを思い出して泣いたんだよ…
彼岸花の合う『彼女』はちゃんと勇者でした。
— やーふみ (@YaFumizzz) 2018年1月5日
私は見逃しませんでしたよ。
後押ししてくれてありがとう…!#yuyuyu pic.twitter.com/IzoHyNtQyP
There. I wrote them for you.#yuyuyu pic.twitter.com/rt3qqkmMmg
— actbare (@actbare_) 2018年1月5日
こうなったらいいなあという、『ゆゆゆい』含めての西暦勇者のカメオ出演がほぼほぼ叶って感謝しかないです。巫女のひなた達もいるし、歌野と水都の向こうの緑の子達はメブ達防人だと思うし、もう、なんも言うことなく。
勇者部の面々もいる辺り、アストラル体なんだろうなとか、鳥になっていた若葉見る辺り、戦死した勇者や巫女たちは精霊化かそれに近い形で神樹様の眷属化していたのかな、とか、『ゆゆゆい』での記憶を持ってるんじゃないのかとか、考えれば考える程目頭が熱く。
戦闘ではなく、東郷さんが友奈を助ける為に手を貸してくれたというのも素晴らしかったです。
樹ちゃんの「友奈さんの幸せのため」ってセリフ
— いぶしろー (@otal_2) 2018年1月5日
勇者部の行動原理はこの一言に尽きるな
今まで東郷、友奈がみんなの幸せのために犠牲になってきた
でも東郷、友奈は幸せになれない
一人一人が幸せじゃないと自分も幸せな気持ちではいられないから、全員幸せでいるために別の道を模索する #yuyuyu pic.twitter.com/641WzvKgH2
人類の相続のために生きることを諦めた大赦に対比して
— いぶしろー (@otal_2) 2018年1月5日
人として生きる道を諦めずに世界を人類を友達を救おうとする勇者の決意がこのセリフに凝縮されてますね #yuyuyu pic.twitter.com/d63veurgqp
人間じゃなくなることは多分、大きな問題じゃなかったんですよね。人間であろうとなかろうと、友達を犠牲にする、友奈や東郷さんがいなくなることを前提として存在する世界ならばいらない。
1期友奈「東郷さんがいるから地獄じゃないよ!」
それは裏を返せば、大切な友達がいなかったら、そこは天国みたいな世界でも地獄なんだ、という話。
勇者部6人の力ではまだ足りずに攻撃が届かない
— いぶしろー (@otal_2) 2018年1月5日
そこから銀の代名詞でもある「勇者は根性!」って叫んでから銀の紋章が浮き出てブーストする展開熱すぎない?
7人揃って初めて勇者なんだ #yuyuyu pic.twitter.com/Mfp5egfVJR
友奈の最後の一撃のエフェクト配置が「友奈、夏凜、樹、風、園子、東郷」になっていて、何が熱いって最後に銀のエフェクトの時に「園子、東郷(須美)、銀」になるように配置されていること pic.twitter.com/qHLrzdbWkC
— ウラルー (@UralEmblem) 2018年1月5日
「鷲尾須美の章」と「勇者の章」を合わせて『結城友奈は勇者である』2期なんよね(号泣)。
落下する友奈ちゃんを優しく保護するアフターケアまで万全の牛鬼さん優秀だ #yuyuyu pic.twitter.com/AnA91hKLdp
— いぶしろー (@otal_2) 2018年1月5日
受け止める一瞬が、高嶋友奈の姿のようにも見える。
そういえば確かに誰より信仰心の強そうだった亜耶ってもしかして…
— そらんまつ (@Soramatsu_karma) 2018年1月5日
芽吹嬢たちとの日々の中に自分自身が共に在ること>>>>>>>神樹様の眷属となることだけを意識した形の信仰心、だからきっと大丈夫だって、ぼく信じてる。 #yuyuyu #yuyuyu2 https://t.co/Y3UQXv6uNT
— Pt/金TBSと土BS-TBSで最終話観るアカウント (@patraschePt) 2018年1月5日
春信さんは傷だらけになりながら戦った夏凜を抱きしめてあげるお役目がまだ残ってるので砂にならないでくれ
— 機玉 (@KidamaTAM) 2018年1月5日
おそらく勇者に加担して情が移ってる大赦の役人は神樹様を信仰しきれてないから
— いぶしろー (@otal_2) 2018年1月6日
生き残っているのでは
安芸先生とかにぼっしー兄とか #yuyuyu
あれだけ大赦に徹しようとしていた安芸先生が生き残れていたんだから、多分大丈夫。そういう意味でも安芸先生の勇者の章への抜擢は大きい。
あとこのシーンは号泣不可避だったな、、、#ゆゆゆ#yuyuyu pic.twitter.com/90URis9lgF
— タケ (@Take_Avenger) 2018年1月5日
この横断幕を保管していたの、安芸先生か鷲尾家だと思うんですよね 。2人ともあの時、あの後ずっと家には帰れていないだろうから。安芸先生、もしくは鷲尾のご両親が東郷さん達に手渡したんだとしたら、もうそれだけでそこにドラマが。
余談ですが、
— 監督 岸誠二(チームティルドーン所属) (@kishiseiji) 2018年1月6日
勇者の章最終話終盤の大満開友奈ですが、神樹の満開した力を授けられた友奈の目が所謂オッドアイになっています。何故オッドアイなのか…。
これ以上私の口からは言えません。
何卒ご了承下さい。#yuyuyu
安芸先生の目と関係あるのかないのか。
あーそうそうそういえばずっっっっと東郷と園子二人で銀の墓参りしてくれって言ってたけどそれが叶ったのは本当に良かった
— 機玉 (@KidamaTAM) 2018年1月5日
本当に良かった。仲良し3人組とそれを見守る安芸先生の構図の復活。ようやく仮面に押し込めていた涙を流せた安芸先生にもらい泣き。
友奈ちゃんが法解釈の違いを利用し、勇者部五箇条を使って、神樹様との神婚を正当化させるために悪用したため、法改正が行われました pic.twitter.com/O620MzaFoD
— いぶしろー (@otal_2) 2018年1月5日
勇者部六箇条一人ずつ書いてるのすごくいい #yuyuyu pic.twitter.com/JFtw85mV3J
— いぶしろー (@otal_2) 2018年1月5日
6人だから六箇条を1つずつ書けるっていう。これ思いついた人、スタッフさんも勇者部の誰かもどっちも本当に素晴らしい。
キャストの出し方に愛を感じる #yuyuyu pic.twitter.com/YVimkyBPAl
— すてら (@Story_terror) 2018年1月5日
愛しかない。
そして通常のキャストロールの最初にある「安芸先生」にまた目頭が。
キャスト表記がネタになるのはよくあるけれど、まさかそこで泣かされるとは…。
結城友奈は勇者である、鷲尾須美の章、勇者の章をご視聴頂いたお客様、ならびに結城友奈の章からご視聴して頂いているお客様。長い間ご視聴有難う御座いました。
— 監督 岸誠二(チームティルドーン所属) (@kishiseiji) 2018年1月5日
まだまだ描きたい事はありますが、勇者の章はこれにておしまいです。
諸々の条件の中、スタッフ一同出来うる限りの力を出し切りました。
アニメ結城友奈シリーズは「人間最後の最後は、人との繋がりが大事、そして性根が座っている事が大事、根性である」という事を描かせて頂きました。
— 監督 岸誠二(チームティルドーン所属) (@kishiseiji) 2018年1月5日
友奈達はスーパーヒロインではありませんでした。過酷な状況に挫け、倒れてしまう女の子達でした。
しかし、友達と支え合い、時にはぶつかり合いながらも、何度でも立ち上がる性根の座ったカッコいい女の子達でもありました。
— 監督 岸誠二(チームティルドーン所属) (@kishiseiji) 2018年1月5日
不屈とは、折れない者の事を言うのではなく何度折れても立ち上がる者の事を言うのです。
彼女達の姿をみて心に残ってくれる物があれば制作者として本当に幸いです。
勇者の章は終わりますが友奈達はこれからも生きて行きます。
— 監督 岸誠二(チームティルドーン所属) (@kishiseiji) 2018年1月5日
この世の理が元に戻った世界は多くの問題を抱えているかもしれない。それでも彼女達はこれからの人生を人と支え合いながら強くカッコよく生きていくでしょう。今後も彼女達を、勇者達を応援して頂ければ幸いです。
総監督 岸誠二#yuyuyu
「結城友奈は勇者である -勇者の章-」を最後までご視聴いただき、ありがとうございました! #yuyuyu pic.twitter.com/ZRZq4ca99l
— 結城友奈は勇者である (@anime_yukiyuna) 2018年1月5日
ありがとうございました!